高価な結婚指輪は経済学的にはアウト

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そろそろエンゲージメントリング買おうと思ってます。

かつては給料3ヶ月分なんて言われていた時代もありましたが、今では平均的には1ヶ月分くらいでしょう。あくまで平均的なので多くても少なくても良いわけです。

経済学の論文に結婚指輪についてのものがあったので参考にしたいです。

‘A Diamond is Forever’ and Other Fairy Tales: The Relationship between Wedding Expenses and Marriage Duration by Andrew Francis-Tan, Hugo M. Mialon :: SSRN

離婚したこともある人も含んで3,000組の夫婦を対象にした調査でして、結婚した年齢、婚約までの年数、子どもの有無などなど、さまざまな質問に答えてもらったあとで統計処理を行ったんですね。すると、高い結婚指輪を買った夫婦ほど離婚率が高かったことがわかりました。


具体的には、結婚指輪に2,000〜4,000ドルを使ったカップルは離婚率が激しくアップし、1,000ドル以下だった場合は結婚生活が長続きする傾向がハッキリあったみたい。もちろん、これは高価な結婚指輪を買うこと自体が悪いわけじゃなく、見栄っ張りな人ほど結婚指輪に金を使いがちだから。

見栄っ張りが結婚する→高価な指輪を買う→その後の生活でも見栄を張る→高価な買い物が続く→離婚!

って感じですね。特に、離婚した夫婦には、借金をしてまで結婚指輪を買ったケースが多く、そのストレスが後の生活に悪影響をおよぼしたみたい。そんなわけで、結婚指輪の価格は幸福な結婚の指標にはなりません。あくまで身の丈にあったものを買うのがベストみたいっすね。彼女に高価なものをお願いされてる人とかは考え直した方が良さそうです。